訪問マッサージと身体感覚と動作感覚【一宮市と稲沢市】

リハビリの口頭指示がうるさく感じてしまうかも

一宮市と稲沢市の訪問マッサージ・訪問鍼灸 カトウ治療院(青葦治療院 訪問部)

院長の加藤です。*加藤のプロフィールはこちら

  

寝たきりなどで自分の身体を自由に動かすことができない、またはその意思を持つことも難しい患者さんのケアをすることもある訪問マッサージ・鍼灸。

マッサージも針灸も身体を触ることが多いのですが、それには筋肉を揉み解す以上の意味があります。

 

◆◇ 身体へのタッチが意識を作りかえる ◇◆

マッサージや針灸の前揉法には筋肉を揉み解す効果はもちろんあるんですが、加藤がそれ以上に大切にしているのが、

身体感覚と動作感覚を引き出す

ことです。

身体を触られることによって身体の感覚が引き出されます。

例えば、自分の身体で今肩がどの位置にあるかを感じてみてください。

もちろん、自分の肩なんでどの辺にあるかは分かりますよね。

では、その肩を自分で触るか誰かに触るかをしてもらいます。

すると、どうでしょう。

触ったほうが、肩の位置が明確になりませんか

触られることで、肩の形もよりはっきり自覚できますよね。

それが大切なことなんです。

  

◆◇ 脳内とリアルのギャップを埋める ◇◆

自分の身体の関節などの位置や形が分かる。

それは、リハビリを含めた治療において重要な役割を持ちます。

なぜなら、身体を動かす際には自分の頭の中にあるボディイメージ(内部モデル)をもとに運動プログラムが作られるからです。

そして、このボディイメージが実際の身体の状態と一致していなければ一致していないほど、身体は自由に動かせなくなります。

イメージとリアルのギャップ

そこを解消するのに身体を触るという作業が役に立ってくれるので、筋肉を揉み解す以上に身体を触ることの意味に重きを置いています。

  

◆◇ ブツブツうるさいかもですが ◇◆

そこに付け加えて、どこを触ってるか、などを声に出して伝えます。

寝たきりなどで自分の身体をあまり使っていない、動かしていない方は、自分の身体のことを忘れてしまっているような状態だからです。

その状態を少しでも改善するために、触りながら声もかけていくことで、言語的な認識からもボディイメージを変えていきたいからです。

まあ、ひたすらブツブツ言われながら施術を受けることになるので、うるさく感じてしまう方も中にはいるんですけど…。

ほんの少しの間なので、できたら堪えてほしいな、と思ってます。

自分の身体の認識、ボディイメージを変えることはそれくらい重要なんですよ。

これは寝たきりなどの高齢者の方だけでなく、年齢の若い方にも有効です。