安静と関節拘縮【一宮市と稲沢市の訪問マッサージ】

関節拘縮とギア

一宮市と稲沢市の訪問マッサージ カトウ治療院(青葦治療院 訪問部 )

院長の加藤です。*加藤のプロフィールはこちら

今回は

安静と関節拘縮

の関係についてお話します。

◆◇ 正確な感覚と誇張された感覚 ◇◆

痛みが強い時や、身体がだるい時、つらい時は安静にすることも多いと思います。

痛みなどの症状は、身体の状態を知らせてくれるシグナルなので、その情報に従って身体を休めるために安静にするのは問題ないと思われます。

ただ、その身体が教えてくれる『痛みやだるさなど』は、時として誇張して伝えられます(もしくは伝え方が不足している)。

正確ではないことが多々あります。

痛みなどに対する危険を学ぶために、正確なものより盛った感覚として認識されます。

また、精神状態や置かれている環境などによって、症状を伝えるシグナルは変化します。

なので、真に受け過ぎてはいけない面もあるということです。

◆◇ とりあえず安静にしてみると… ◇◆

ですが、身体がそう言っているのでひとまず信じて安静にしてみたとします。

そこで注意してほしいのは、

安静にしすぎてしまうとあるリスク高まる

ということです。

そのリスクとは

関節拘縮

です。

訪問マッサージでは、関節拘縮(関節のこわばり)のある方の治療をしますが、関節拘縮は何も寝たきりの人だけに起こるものではありません。

健常な方にも起こることなのです(もちろん程度は軽いですが)。

一説には、関節を20分ほど固定しておくと関節周辺の組織が固まり、その関節が固まってくる(拘縮する)そうです。

そして、その状態をもとに戻すのに倍の40分がかかるそうです。

寝たきりの方は、関節を固定されるわけではないですが、さらに長い時間関節が動かないので、結局どんどん固まり、元の状態に戻しにくくなってきます。

基本的には

寝たきり=常に安静

であり、常に関節拘縮が起こりやすい状況にいるわけです。

◆◇ 安静にしているだけでは良くならない ◇◆

最初の話に戻りますが、身体からのシグナルに従って安静にすることにそれほど問題はありません。

ですが、安静にしすぎることのリスクは考えておかないといけないです。

身体の症状が改善してきたら、活動量(身体を動かす時間)を増やしていきましょう。

安静にしすぎないで動ける範囲で動いた方が、身体の回復は早かったりします(もちろん無理のない範囲でですよ)。

それは、年齢が低くても高くても同じ、真理です。

身体の回復力を考えると、高齢の方のほうが拘縮が起きやすいので、高齢の方ほど早く動いていったほうがいいでしょう。

安静による関節拘縮はどんな人にも起こりうることなので、ちょっと気をつけてみるといいと思います。