訪問鍼灸とリハビリ【一宮と稲沢の訪問マッサージ・鍼灸】

カトウ治療院(青葦【あおい】治療院 訪問部 )
院長の加藤です。*加藤のプロフィールはこちら
鍼灸と聞くと、
鍼⇒針⇒刺す⇒痛い
をイメージされる方が非常に多いようです。
灸に関しては、『身体が温まる』といったイメージを持たれている方が多く、比較的受け入れてもらいやすいようです。
となると、訪問鍼灸を使っていただくうえで、『鍼』について知ってもらうことが重要になってきます。
ということで鍼について、効果などを説明していきます。
◆◇ 鍼の効用 ◇◆
鍼の効果として挙げられるのは主に
・痛みを取り除く
・筋肉の緊張を和らげる
・筋肉と神経の働きが高まる
・免疫力が高まる
・代謝が高まる
です。
特に、『痛みを取り除く』という効果は、臨床上も非常によくみられます。
先ほど挙げたように、鍼を打つことによって様々な効果が表れます。
そしてこの効果は、浅く打つだけでも表れます。
※皮膚を鍼で少しつつくような感じです。
ただ、症状によっては深く打つ必要もあります。
なぜこのような効果か出せるのか、それはまだはっきりわかっていません。
分かってはいませんが、先ほど挙げた効果が複合的に表れ、症状を改善に導いてくれます。
筋肉や内臓を包み、身体全体をつなげている
に鍼刺激が影響を与えているのでは、という考えもあります。
実際に、鍼を刺した際の、鍼先の通り道に筋膜もありますし、筋膜が身体全体をつなげていることも、鍼刺激が刺した場所から離れた部位にまで効果を及ぼすことを説明づけてくれます。
◆◇ 鍼は痛くないように作られている ◇◆
鍼治療で使用する鍼は非常に細いものを使います。
数字にすると
0.16mm~0.20mm
くらいで、これは髪の毛くらいの細さ、あるいは髪の毛以下の細さです。
そして日本製の鍼は非常に優秀で、鍼先の研磨技術が優れている為に、痛みが非常に出にくくなっています。
鍼=痛いというイメージを払拭するために、企業側もより良い鍼を作ろうと頑張ってくれています。
細さと鍼先の研磨技術があるからこそ、鍼治療における痛みは非常に少なくできるんです。
また、『刺さない鍼(てい鍼)』もありますので、鍼の痛みがどうしても苦手、怖いという方にはそちらを試してもらっています。
◆◇ 鍼とリハビリの相性は良い ◇◆
鍼の効果によって症状が軽減すると、リハビリ(運動療法)の効果も高まります。
痛みがなければ身体も動かしやすくなりますし、筋肉の緊張が和らげば身体の動く範囲も広くなります。
そうした変化がリハビリに対する意欲をさらに高かめて、より積極的なリハビリを行えるようにもなります。
鍼とリハビリは非常に相性が良いです。
訪問鍼灸では鍼灸とリハビリを組み合わせることで、相乗効果をねらっていきます。
痛みを取りつつ、できるだけ身体を動かして、少しでも動けるよう、動きやすくなるようにすすめていきます。