リハビリ・運動療法は効果大【稲沢市と一宮市の訪問マッサージ】

一宮市と稲沢市の訪問マッサージ カトウ治療院(青葦治療院 訪問部 )
院長の加藤です。*加藤のプロフィールはこちら
訪問マッサージ・訪問鍼灸において
リハビリ
もとても重要です。
なぜなら、訪問マッサージ・訪問鍼灸を必要とする方、利用する方は
動けなくて困っている
からです。
では、どうやってリハビリを進めていけばいいのか、ポイントを3つ挙げます。
◆◇ 痛みを取り除く、軽減する ◇◆
痛みがあると、動けなくなったり動きが悪くなったりします。
また痛みがあることによって、
『動きたくない』という気持ち
にもなってしまいます。
意欲が持てないのはまずいので、まずは痛みを取り除くこと、軽減することが大切です。
マッサージ、鍼、灸、手技療法と様々な治療法がありますが、どれも痛みを取り除く、軽減する効果があるので、患者さんの状態、好みに合わせて治療をすすめていきます。
◆◇ 可動域を正常値に近づける ◇◆
可動域とは
身体の関節の動く範囲(角度)
ですが、その数値を正常と言われる基準値に近づけることは身体の動きを高めるのに不可欠です。
訪問マッサージ・訪問鍼灸を必要とされる方のほとんどは、可動域が狭くなっています。
可動域が狭くなると
・身体が動かしにくい
・目的となる動作を達成できない
ことにつながり、生活する上でや、介護をする・受ける上でも支障が出てしまいます。
可動域は大切ですね。
とはいえ、無理やり可動域を広くする、といったことはオススメできません。
可動域が狭くなってしまった原因というものが存在するので、その原因をいかに取り除くか、抑えるかというアプローチが大切です。
ただ、中には構造的に問題があり完治が難しい例もありますので、要注意です。
◆◇ 残存機能を活かす ◇◆
治療と聞くと、『悪いところをねらって治す』というイメージがあると思いますが、リハビリに関しては
・残存機能を活かす
つまり『今できること』を活かしていくということが挙げられます。
それには、出来ることを活かして出来ないことを補ってあげるようにするという意味もありますが、もう一つ大事な意味があります。
それは
『この機能、動きはまだちゃんとできているんだ』
ということを自覚して欲しいということです。
出来ないことが増えてくると、どうしてもそちらに目がいってしまい、まだ出来きることがあるのを忘れがちになります。
悪くなったところはたくさんあるかもしれないけれど、『まだこれは出来る!』という自信を持っていただきたいです。
リハビリにおいては、なかなか一気に成果が出ることは少なく、長期的な闘いになります。
その中で、出来ないことばかりに目がいってしまうと、焦りや不安で意欲がなくなってしまうことがあるのです。
だからこそ、今出来ることに目を向ける必要があると思います。
まだこれは出来るという気持ちが、リハビリに対して希望、期待を持つきっかけになります。
心の在りようはリハビリの成果に関わってきます。
出来るだけよい状態でリハビリに取り組んで頂けるよう残存機能を活かしたリハビリメニューを組んでいきます。