姿勢ケアと小児障害【一宮市と稲沢市の訪問マッサージ・鍼灸】

一宮市と稲沢市の訪問マッサージ・訪問鍼灸 カトウ治療院(青葦治療院 訪問部)

院長の加藤です。*加藤のプロフィールはこちら

  

脳性麻痺などの中枢神経に損傷がある場合、姿勢にも大きな影響が出ます。

その姿勢に対するケアをすることは、その患者さんのQOLに大きく関わります。

 

◆◇ 姿勢ケアで予防する ◇◆

姿勢が崩れるとどうなるか。

健常な人でも障害のある人でも同じですが、

・関節の機能が悪くなる
・骨が変形しやすい

などの悪影響が出ます。

特に、骨の変形に関しては外科的に修正しない限り、治ることはほぼありません。

つまり、予防が大切だということです。

姿勢が悪くなり運動機能が低下する。

それはQOLを大きく下げてしまいます。

できることが少なくなり、『できるだけ自立した生活を送る』という目標から遠のくことになります。

姿勢をケアするということは、それだけ大切なことだということです。

 

◆◇ 左右対称、真っすぐに ◇◆

脳性麻痺の症状には、不随意運動(無意識の動き)が顕著に表れるので、結果的に姿勢が非対称になってしまうことがあります。

身体が過剰に後ろに反ってしまったりすることもあります。

脳の損傷が元で、不随意運動が起きてしまうことが原因なので、これを完全に直すことは難しいかもしれません。

ですが、崩れた姿勢をできるだけよくする取り組みは続けた方が良いです。

非対称な姿勢をできるだけ左右対称にできるだけ真っすぐな姿勢。

サポーターなどの道具を使うことも有効な手段になります。

 

◆◇ 姿勢と呼吸 ◇◆

小児障がいでは、呼吸機能が低下することもよくみられます。

中でも重度心身障害(重度脳性麻痺)では、肺炎で亡くなられる方が多く、呼吸器疾患が問題になります。

呼吸器疾患に対しては、呼吸機能を改善することで予防につなげることができます。

そして、その呼吸機能を改善する為の一つの方法が

姿勢のケア

です。

姿勢が悪くなると、呼吸の際に広がる胸郭(胸骨、肋骨、背骨で囲まれたスペース)の動きが悪くなります。

呼吸がしにくくなるということです。

そういった呼吸機能の低下を予防する意味でも姿勢ケアは有効な手段です。

身体のケアを考える際、姿勢はとても大切な要素になるので、施術にもどんどん取り入れていきます。