筋ジストロフィーと訪問マッサージ・訪問鍼灸【一宮市と稲沢市】

筋ジストロフィーと訪問マッサージ・訪問鍼灸【一宮市と稲沢市】

一宮市と稲沢市の訪問マッサージ カトウ治療院(青葦治療院 訪問部)

院長の加藤です。*加藤のプロフィールはこちら

 

訪問マッサージ・訪問はり灸を利用される方の中には、

筋ジストロフィー

という疾患をお持ちの方もいます。

遺伝子の変異によって起きる先天的な疾患。

いつくかの種類があり、その中でも一番多いのが

デュシャンヌ型筋ジストロフィー(DMD)

そのほかに

・肢帯型筋ジストロフィー
・三好型筋ジストロフィー
・先天筋ジストロフィー
・福山型先天筋ジストロフィー
・顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー

がありますが、基本的な性質は同じです。

 

◆◇ 筋ジストロフィーの症状 ◇◆

1.筋ジストロフィーの症状は?

筋ジストロフィーの症状は主に、

筋力低下とそれに伴う運動機能の低下

です。

原因としては、遺伝子の異常によって、

正常な筋肉の細胞を作るのに必要なたんぱく質

を作ることができなくなります。

その結果、筋肉の構造が保てず、筋肉に

・変性
・壊死
・萎縮
・脂肪化
・線維化

が起きます。

筋ジストロフィーにはタイプが何種類もあり、タイプごとに症状が違ってきますが、

・全身に分布する筋肉に異常が発生する
・身体の構造維持の為に必要な、たんぱく質自体に異常が起こる

という共通点があり、どのタイプも全身に症状が表れます。

運動機能低下の症状としては、身体が思い通りに動かなくなるのはもちろんですが、

・呼吸機能の低下
・心臓機能の低下(心臓も筋肉です)
・消化機能の低下
・骨の代謝異常
・視覚の異常
・難聴

などの様々な症状が併発します。

生命維持機能の重要性を考えるなら特に、

・呼吸機能の低下
・心臓機能の低下

リスクの高い症状と言えます。

 

◆◇ 筋ジストロフィーの寝たきり予防 ◇◆

筋ジストロフィーは小児の頃から、予防的な意味を含めた身体のケアをすることが大切です。

運動機能の低下が起こり、

・筋麻痺や関節拘縮が引き起こされる
・腰痛や神経痛がでる

可能性があるので、訪問マッサージや訪問鍼灸なども使って在宅でのケアをし、運動機能の低下を予防していったほうが良いです。

身体のケアは、できるだけ早期に始める方が運動機能が維持されやすいです。

なぜなら、年齢の若い身体ほど、回復力も高いからです。

また脳の可塑性が高いことも理由の一つです。

身体のケアをして

・少しでも動けるように
・少しでも動きやすくなるように
・少しでも生活の質が上がるように

すすめていったほうがいいと思います。

 

◆◇ 医学の進歩に可能性が ◇◆

現状では、筋ジストロフィーは難病に指定されており、確かな治療法は見つかっていない状況です。

ですが、遺伝子の解析などの研究によって、新しい薬の開発などもすすめられていますので、この先の未来においては治療法が見つかる可能性もあります。

私たち治療家(セラピスト)には薬の開発や遺伝子の解析などはできませんが、身体のケアなら可能です。

・運動療法
(筋トレなどでシンプルに筋力を上げることも有効です)
・動作法
(身体感覚と運動感覚を高めます)
・筋膜リリース
(身体を支える結合組織の働きを高めます)

など、やれることはたくさんあります。

患者さんの要望に応えるために、QOLの向上につなげるために、何ができるのか、何が必要なのか、それらをもとに在宅でのケアを考えます。